地域の成り立ちと構造(空間と歴史)
農村には,地域独自の生活や歴史・文化、自然の摂理に基づいた土地利用や景観があります。地域での活動は、そうした歴史的・空間的な理解の上に、新しいものを加えるという視点が大事です。ここでは、まず前半に近世の村がどのように生まれ、展開してきたのか、また、そうしたなかで今残る歴史遺産がどのような状況にあるのかについて解説します。後半では、丹波地域を事例に、地域の景観を土地利用から紐解くことによって、時間をかけて形成し継承されてきた空間秩序の仕組みを理解し、地域理解の要点を学びます。
本コースのゴール
・村社会の成り立ちと地方自治制の展開・地域の空間特性の読み解き方
・歴史文化遺産と景観の保全活用の方向性
期間 : 2019年12月~2020年2月
定員 : 20名
回数 : 計6回
プログラム
第1回 | 12/6(金) 19:40 - 21:10 江戸時代に生まれた村社会 ーその特質をさぐるー(奥村先生) |
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第2回 | 12/13(金) 19:40 - 21:10 まち場の景観 ー加古川流域 (成松、柏原城下、本郷・稲継他)ー(奥村先生) |
第3回 | 1/10(金) 19:40 - 21:10 近代日本の地方自治と町村合併(横山先生) |
第4回 | 1/24(金) 19:40 - 21:10 丹波の地勢と集落の空間構成 -竹田川流域(市島、船城、黒井城下)他ー(横山先生) |
第5回 | 2/7(金) 19:40 - 21:10 篠山の景観 ー篠山盆地(吹・篠山城下他)、街道村(八上、福住他)ー(横山先生) |
第6回 | 2/21(金) 19:40 - 21:10 景観を継承するためにー景観計画と土地利用、市民の役割ー(横山先生) |