第1回 | 2016/10/10 \スクール始動!キックオフガイダンス開催/ 10月10日に農村イノベーションラボにてスクール第1期生のキックオフガイダンスが開催されました。 スクール生全員が一堂に会し、初めて顔を合わせる機会となりました。各プロジェクトの講師も参加し、プロジェクトの目的や内容を共有するとともに、講師の人柄について触れ、受講の動機、思いなどを共有しました。 全体説明のあとは個別の「CBL(地域プロジェクト型学習)」に分かれて自己紹介。 丹波食べる通信(仮称)立ち上げプロジェクト クリエイティブ農業実践プロジェクト 跡地活用スモールビジネス立ち上げプロジェクト ガイダンス後の懇親会も大いに盛り上がり、これからの展開が非常に楽しみな一日となりました。 ファシリテーター:えとう |
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第2回 | 第2回 生産の技術~始まりは畑の土づくり~ 2016/10/15 クリエイティブ農業実践プロジェクト 2回目の今日は生産の技術を学ぶということで、実際に吉良さんの圃場へ。 天候にも恵まれ実習日和となりました。 まずは肥料の説明と肥料撒きから。 吉良有機農園ではこだわりの肥料を使っております。 肥料はいいにおいで、中には口に含んでみる方も(おいしいとおっしゃっていました)。 そのあとは苗の定植を体験! 「さっ、と植えます」と、お手本では簡単そうにみえる作業ですが、いざやってみるとコツが要ります。春先には出荷できるということで、これからの成長が楽しみです。 圃場に出ると、次々と質問が飛び出します。 除草剤や農薬を使っていないのに、虫や草が抑えられている農園の状況をみて、圃場管理のうまさ、適切さに驚く方もいました。 圃場からの帰り道は、おいしい野草の説明が。 日本では単に草と呼ばれる品種も、フランス料理ではハーブとして使われていたりと、無造作に自生している野草も商品になるとのこと。 土手やあぜに生えている草を実際に味わってみます。 帰り道はまさに「道草を食い」ながらとなりました。 今回は土づくりということで、土や肥料を中心にお話をいただきました。良い土はにおいが違うということで、わざわざ圃場に足を運び土のにおいを嗅ぎにくるシェフもいるそうです。 次回は収穫祭ということで、その場で収穫した野菜を味わいながら、商品として提案する上でのポイントについて学びます。 ファシリテーター:えとう |
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第3回 | 第3回 目から鱗の収穫祭~畑の素材から新しい価値を見出す~ 吉良有機農園でのCBL「クリエイティブ農業実践プロジェクト」の第3回。 前回は、作物に応じた土づくりのエッセンスや、作業効率化のポイント等、主に農業の技術的な側面について学びました。 今回は、農産物を含め多種多様な畑の資源を、飲食店等向けの商品として提案するポイントを学んでいきます。 2つのグループに分かれて、ハウスの圃場、路地の圃場とみていきます。 実際に「商品」となるものを収穫し、味わいながらの実習です。 吉良さんは50種以上の品目を栽培されていますが、さらに豊富な商品数に、まさに目から鱗。畑にある作物だけでなく、野草やハーブ… それぞれのいろいろな部分や、それぞれのその時々の味わいが、「商品」になりうる可能性を秘めているのです。 吉良さんは、素材の味わい方を研究しつくすことで、その可能性を余すことなく、新しい価値をもった「商品」にされています。 火を入れると、また違った味わいになるものも。 トライ&エラーを繰り返し、商品づくりを行っていくことこそ、”クリエイティブ農業”に必要な姿勢だと言えそうです。 追求すればするほど、農業はますます奥が深いですね。 次回は、実際の提供先を想定した、農産物の出荷のポイントを学びます。 ファシリテーター:はしだ |
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第4回 | 第4回 出荷作業~食卓をデザインする収穫・パッキング~ 2016.11.6 クリエイティブ農業実践プロジェクト 今回は出荷・販売の技術を学ぶということで、吉良有機農園で実際にしている手順で出荷作業を体験します。 オーダーの入った品種を必要な数、収穫します。 収穫し、土を落とし、梱包する。その細部まで丁寧な作業に思わず感心してしまいます。 感想の中でも「料理をしたくなる見た目で農園の魅力が詰まっている」、「収穫が楽しく、とれた野菜は並べただけですごくきれいで、自分で作った野菜ならもっと感動するだろうなあ」といった声が多かったのが印象的でした。 料理を作るシェフの気持ち、食べる人の気持ちを考えながら収穫している、という吉良さんの言葉の意味を作業を通じて身をもって感じることができたのではないでしょうか。 次回は吉良有機農園のあゆみということで、これまでの21年の歴史について学びながら、これからの農業経営について考えていきます。 ファシリテーター:えとう |
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第5回 | 第5回 吉良有機農園のあゆみ~21年間の蓄積~ 2016.11.20 クリエイティブ農業実践プロジェクト これまでを振り返り、これからを考える 吉良有機農園の農業は、他とどう違うのか。 プレハブ小屋で野菜を販売していた21年前から、試行錯誤を経て、現在の農業経営に至るまでの経緯を学びます。 まずは吉良有機農園の基礎を築いてきた正博さんから。 「人前で話すのは苦手だから」と照れ笑いを浮かべながら語られる言葉からは、21年前から変わらぬ強い思いを感じることでき、話の中で出てくる「農業こそエリートの仕事」という言葉がとても印象的でした。 後半は佳晃さんから。 分析的な視点から、今の吉良有機農園の農業経営を紐解きます。 経営収支などのリアルな数字も交えながら、聞き応え、見応えのある内容でみなさん話に夢中です。 これまでを振り返り、これからを考える。 前回までの圃場での作業体験と合わせて、中山間地域での農業経営における吉良有機農園の特徴や位置づけをより立体的に理解することができたのではないでしょうか。 次回は提供先の一つであるレストランに足を運び、野菜のより良い味わい方について、シェフとともに研究する姿勢を学びます。 ファシリテーター:えとう |
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第6回 | 第6回 レストランのメニューづくり~シェフと農家のコラボレーション~ 2016.12.3 クリエイティブ農業実践プロジェクト 吉良有機農園の野菜の提供先であるレストラン「VACANZA(ヴァカンツァ)」に足を運び、畑の素材がシェフによってどのように料理されるのかを味わいながら学びます。 食事を待つあいだ、いまの農業について、自分が実現させたいと思う理想的な農のあり方について、メンバーどうしで自然と話が盛り上がります。なんと今回店内は貸し切り。落ち着いた雰囲気でテーブルを囲んで話していると、農政やJAの問題点について話していても、前向きな議論を展開することができ、希望を語ることができたことが印象的でした。 料理がおいしいことは言わずもがな。吉良有機農園の野菜をふんだんに使った品の数々。 これまでの実習を通じて、実際に畑で見て味わった野菜や野草をプレートの中に見つけることができ、他の食材と組み合わせてどのように使われているのかを体感でき、学びの多い時間となりました。 コースのあとはシェフから、吉良さんは他の農家と何が違うのか、またこれから農業の実践を目指す人に向けて、シェフの目線からどんな生産者になってほしいと思うかについてお話いただきました。最後は作る人の人間性が大事だという島田シェフ。こだわり抜いた農家とシェフのお互いのしごとへの尊敬と強い信頼関係を感じることができると同時に、自分のビジネスを展開させる上でそうした姿勢から学ぶべきことが多くありました。 ファシリテーター:えとう |
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第7回 | ラップアップミーティング CBL第7回は、全プロジェクト共通「ラップアップミーティング」です。 それぞれのCBLの活動と学びについて、ファシリテーターよりの報告と共有をおこない、その後、ひとりひとりの今後の展望(ビジネスプラン)について、簡単な発表と意見交換の場をもちました。 「丹波食べる通信(仮称)立ち上げプロジェクト」では、生産者と消費者をつなぐ事業の実践者である、ポン真鍋さんに弟子入りし、”篠山編集室”さながら、地域のなにを、いかに、届けるかを検討してきました。 「クリエイティブ農業実践プロジェクト」では、小規模かつ無農薬で、少量多品種栽培でありながら、クリエイティブな農業の実践者である、吉良有機農園の吉良正博さん・佳晃さんに弟子入りし、畑の素材を価値にし、新たな需要を生み出す、”クリエイティブ”な農業とは何かを考えてきました。 「跡地活用スモールビジネス立ち上げプロジェクト」では、ランドスケープデザイナーでありながら、自身も”カフェ”を拠点に、人と地域とともに育む場のデザインを実践するウチダケイスケさんに弟子入りし、旧福住小学校を事例とした活用プランと、しごとづくりを考えてきました。 CBLで得た、学びや、仲間、地域との出会いが、みなさんの展望として、ひとりひとりの今後につながるカタチでお話されました。 意見交換では、十人十色のアイデアが交わり、中には、早速コラボレーションのお話に発展しはじめた案件もありました。 これからはそれぞれの起業・継業に向けて、次の一歩を踏み出す段階です。 1期生同士で情報や空気感を共有しながら、ともに、個別の案件に向かって、スタッフも全力で取り組んでまいります。 ファシリテーター:はしだ |
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第8回 |
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2024.3.30 SAT
2024年度10期生のエントリーは終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!