CBL2017

草木を活かす手仕事づくりプロジェクト

野草を活かした商品やワークショップを展開してきた草木舎の活動は、高齢化の進む美山で、地域に根ざして生きる人々が、人生のできる限りを自立した暮らしを営む術として始まったナリワイづくりです。捨てられるモノの中に価値を見出し、戦後の人口流出や時代の波に揉まれながらも、粛々と引き継がれてきたくらしの知恵を掘り起こすことに繋がっていきました。このプロジェクトでは、実践と対話を経ながら、草木舎の活動を参考に、農村で生きることや、仕事を続けることの楽しさと難しさを学び、各自の興味やスキルを活かした商品づくりを目指します。

本セミナーで学べること

・野草を使った先人の知恵と手仕事
・里山の暮らしの中から宝を見出すこと
・素材が商品(届けるもの)になる瞬間
・地域で取り組まれてきた農産加工の実際
・地域とともに小さな工房でできること

期間 : 2017年4月15日〜(終了いたしました)
回数 : 計8回

レポート

第1回2017/4/15(土) 10:40 - 12:10
キックオフガイダンス
プログラムの概要説明、各プロジェクトの紹介、 篠山の地域課題や資源についての紹介を行います。
第2回2017/5/6(土) 10:00 – 11:30
場所:草木舎(南丹市美山町)
野草の採集と加工(1) - 保存食を作る –
すべて手仕事でつくるイタドリジャムとノビル醤油づくりを体験します。
第3回2017/5/6(土) 13:00 – 14:30
場所:草木舎(南丹市美山町)
講義:農産加工組合とイノベーター達
戦後日本の農村が辿ってきた歴史と村の変容とは、どのようなものだったのでしょうか。その中で苦心を重ねながら暮らしを紡いできた先達のお話と、草木舎の経営実態に迫ります。
第4回2017/5/20(土) 13:10 – 14:40
野草の採集と加工(2) - 野草茶を作る –
野草の種類や効能、エピソードを学びながら、オリジナルブレンドの野草茶づくりを体験します。
第5回2017/5/28(日) 13:10 – 14:40
商品作り1:農村の未利用資源を活かす
草木舎の商品づくりと草木舎からの提案をとっかかりに、農村に眠る素材や知恵の掘り起こしを行います。
第6回2017/6/17(土) 13:10 – 14:40
商品作り2:篠山フィールドワーク
篠山に眠る素材や知恵を探すフィールドワークを行います。
第7回2017/7/15(土) 13:10 – 14:40
商品作り3:商品プランづくり
これまでの気づきを経てナリワイにつなげたい商品やサービスのアイディア、実現への青写真を発表し、講師や他者とブラッシュアップを図ります。
第8回2018/7/22(土) 10:40 – 12:10
ラップアップミーティング
各各プロジェクトの学びの共有、受講生の今後の展望についての意見交換を行います。

講師紹介

講師

渡部康子 (わたべやすこ)

美し山の草木舎 代表
担当:草木を活かす手仕事づくりプロジェクト →プロフィール

NEWS

2024.3.30 SAT
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