受講生・修了生のストーリー
カレー店の開業
東 千世子さん
丹波篠山市大山上にあったコミュニティカフェとして使用されていた建物を改装し、2019年7月にスパイスカレー「ヒマラヤンワルツ」を開店した。
現在の活動とこれまでの足どり
百貨店勤務やカフェの立ち上げの経験を活かし、地域に何か役に立つ仕事をしたいと考えていたところ、篠山イノベーターズスクールの存在を偶然知り、入学しました。入学当初はゲストハウスの開業を目指し、勉学に励んでいましたが、自分にできることで地域に貢献できることは何であるかを考える中で、夫がネパールでの居住経験があったこともあり、スパイスカレーのお店を開業したいと思い立ちました。家族とも相談し、2019年7月にカレー店をオープンしました。
イノベーターズスクールに入学し
仕事の関係で、地方での仕事が多くなり、それぞれの地方の魅力に気づき始めました。コミュニティに溶け込みながら活動することで、よりその魅力を感じることが多くなりました。漠然と自分が地方で役に立てることがないかと考えはじめました。偶然、篠山イノベーターズスクールの存在を知り、自分にできること、やりたいことが見つかるのはないかとの思いから入学を決意しました。
イノベーターズスクールで得たもの
入学後はCBL「人が集まる農泊マネジメント」を受講しました。奈良県でゲストハウスを経営している女性の講師のお話が大変興味深く、「自分にできることは何か」を深く考える良いきっかけとなりました。また、篠山イノベーターズスクールのコーディネーターから地域のコミュニティカフェとして使用されていた施設の紹介を受けたことがカレー店の開業のきっかけになりました。
貪欲に色々と学びたいと考え、受講できるセミナーはすべて受講しました。それにより、年齢も経験も違う素敵な人との繋がりを持つことができました。カレー店の開業を決断した後もさまざまな協力をしてくれる仲間ができたことが篠山イノベーターズスクールに入学して一番良かったことです。
貪欲に色々と学びたいと考え、受講できるセミナーはすべて受講しました。それにより、年齢も経験も違う素敵な人との繋がりを持つことができました。カレー店の開業を決断した後もさまざまな協力をしてくれる仲間ができたことが篠山イノベーターズスクールに入学して一番良かったことです。
今後の展望
カレー店がある丹波篠山市大山地区では、地域の一部で生産している天内芋(あもちいも)があります。一般的な里芋に比べもちっとした食感が楽しめる自慢の特産品です。その特産品をもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。天内芋をつかったスパイスカレーの開発や、レトルトパックの生産などできればと思っています。地元の生産者の皆さんも大変協力的で、一緒に天内芋の魅力を伝える活動を行っていく予定です。また、カレー店ではカレーの提供だけではなく、ゆくゆくはお客様がゆっくり会話を楽しめるカフェの営業にも挑戦したいと考えています。地元に根ざし、地域の方々と一緒に大山地区を盛り上げていきたいと考えています。