受講生・修了生のストーリー

自然療法サロンの運営

谷木 美智子さん

丹波篠山市西紀北地区で寒茶など地域資源発掘や草木を用いたアロマトリートメントを開発。

現在の活動とこれまでの足どり

丹波篠山市西紀北地区の山々に囲まれた湖のほとり、おしゃれな洋館でエステサロンと宿泊業を営む。スクール卒業後、2年間地域おこし協力隊として活動し、2021年4月に独立。野草やハーブを使った自然療法やワークショップ、小学校やまちづくり協議会との地域活性化に取り組む。

イノベーターズスクールに入学したきっかけ

ご自身が体調を崩した際、ハーブやアロマオイルを用いたケアに効果を感じたことがきっかけで植物の力に興味をもち、勉強を始めた。講座を受講したり、エステサロンで働いたり、講師を務めたりしながら知識を深める中で、本スクールのCBL「草木を活かす手仕事づくりプロジェクト」(2017年)を知った。三宮で開催されていたスクール案内イベントに参加し、「この講師の先生のCBLを受けたい!」と入学を決めた。当時は、あまり起業などは考えていなかったという。

イノベーターズスクールで得たもの

CBL・講座にて

お目当てのCBLでは、同じような興味をもつ仲間と出会い、すぐに仕事に結びついたことも。セミナーでは経営やマーケティングに初めて触れ、最初は難しく感じあまり興味も湧かなかった。しかし、それでも諦めずに授業を受け続け、課題をクリアしていくうちに、自然と知識が身についたという。「自信があったわけではないけれど、勉強しながらでも、起業できるかも、と感じられるようになりました。」縁遠いと思っていた「起業」が、グッと身近に、現実的になった。

地域おこし協力隊に

スクールを修了してしばらく経ったころ、卒業生向けのメーリングリストで地域おこし協力隊制度の案内が流れてきた。「これだ!」準備を進め、申請をし、審査を通過して希望通り協力隊員になった。「協力隊という肩書きは、地域の方に受け入れていただく上でとてもありがたかった」小学校やまちづくり協議会との関係、炭焼き小屋でのおじちゃんたちとの活動は、協力隊をきっかけに始まった活動だ。協力隊を終えて1カ月半経った感想を尋ねると、「地域の方がみなさん気にかけてくださって、ごはんをもってきてくれたり、おしゃべりにこられたり、仲良くしてくださることが何よりも嬉しいです。」

今後の展望

西紀北は、谷木さんにとって理想的な場所だった。古くから薬草を採取していた歴史があり、珍しい野草が自生していたり、野草に詳しい方が多数いらっしゃったり。近くには温泉もある。「将来は、温泉のある自然豊かな場所でサロンがしたいと思っていました。今は、西紀北地区を薬草の村にしようと目論んでいます」薬草は、知らなければ草刈りで刈ってしまう。昔は手刈りだったので選り好みできたが、今は刈払い機で一瞬である。「私も、よく自分で植えたやつうっかり刈っちゃうんです」実際、すでに数が減り、見かけなくなってしまった種類もあるという。「おじいちゃんたちは知っていても、若い世代は知らない。貴重なものだと知れば、残そうと思う。資源として活用することで保存していきたい」
薬草は、加工すると薬事法に引っかかってしまうなど、事業化が難しい。さらに、実際に自分でやってみないと分からないことが多く、本や講座でただ知識を深めるだけでは身につかない。「好きじゃないとできないし、好きなだけでも仕事にできない。でも、好きなことをやっているから楽しいです」決して平坦な道ではないが、好きなことを仕事にするために必要なことを淡々と、しかし確実に進めてゆく。イノベーターズスクールは、その基礎体力をつける重要な通過点であった。

インタビュアーあとがき

おしとやかで優しい雰囲気で話しながら、ときどき力強い言葉や熱い想いがポンと飛び出す。大変なことがないわけではないだろうが、それを苦にはしていない様子だった。「文句は言いますよ。言うだけ(笑)」好きなことをやるためには、付随してやらなければならないことがある、すべてをひっくるめて楽しんでしまう強さと軽やかさを私も見習いたい。




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2022.5.14 
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